2019/07

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雲海と地上の境界線あたり


だだっ広いフィールドで自衛隊がいつ起こるかわからない戦争の演習をもう半世紀以上続けてる

殺傷しない大砲の地響きと銃声が鳴っていて

ズゥーーーーーーン

グゴゴゴゴゴ

ドパパパパパパパパパパパパパ

その音霊が日本一高い綺麗な山に架かって

おいらはこの御殿場で毎日
富士山を眺めながら
人が人の手で砕け散る時と同じ音をきいて育って

雲海の下には日本が広がっていてとても面白そうなんだよ


おれ達に人殺しの指令は無い

命を

子供の頃から

攻めろ殺せ奪え守れ捨てろって

言われてない

大志を抱くことをこんなにも肯定されてる


殺しの使命がどれだけ辛いもんだろう
守るため帰るために他の命を奪うことがいったりどれだけ
どれだけどれだけ辛い後に納得した役割か
どれだけ現実に嘆けば遂行に至れる


いろいろある

いろいろいろいろある


この雲海の下
おれ達には
その指令は無いじゃんか

殺さなくていいんだよ

そんなおれ達が希望に向かわなければどうするよ

世界はどうするよ


だからさ!!

おれ達が希望に向かっていこうぜ!!!!


世界の嘆きが浮かばれないんだよ


おれ達が夢に精一杯にならなきゃさ!!!!


世界は今そのエネルギーを求めてる


おれ達は同じ星のもと生きている

でっかい同じ輪だ

だからそこで起こる全ての動きは繋がっていて自然体



この島は

この星で唯一核を味わった島だ

毎年桜が咲く島だ


そして戦いの演習場にも桜並木があって

春には平等に爛漫だ


来年も再来年も1000年後も

またそれ咲かせてみせようじゃんか